コラム

2019.05.14

屈折異常

網膜上にピントが合わないことを屈折異常と言います。
今回は屈折の違いによる見え方の違いについて書きたいと思います

◇正視
正視の場合は網膜上にピントが合います。

 

 

 

◇近視
網膜の手前でピントが合います。
近くは見えますが、遠くはぼやけて見えます。

 

 

 

 

◇遠視
網膜の後ろでピントが合います。
近くも遠くもぼやけて見えます。
近くを見るときも遠くを見る時も調節してみるため、疲れやすい状態です。

 

 

 

◇乱視
角膜のカーブに急な方向とゆるやかな方向があり、
ラグビーボールのようにゆがんでいるため、目のどこにも
ピントが合わない状態です。

 

 

 

近視には凹レンズ(-レンズ)、遠視には凸レンズ(+レンズ)
乱視には円柱レンズを使用して網膜の上にピントを合わせます。

目の状態や生活環境に合ったメガネやコンタクトレンズを処方し
使用しましょう

最近学校検診で用紙をもらった方がたくさん受診されています。
見えづらさがある方は、一度視力検査にいらしてください