ドライアイ・結膜弛緩症

ドライアイ

ドライアイとは?

ドライアイとは?様々な要因により、涙の安定性が低下する疾患であり、不快感や視機能異常が生じます。

涙の「量」の異常

涙の量が不足している状態です。眼の表面が乾燥し、ドライアイの症状をきたします。

涙の「質」の異常

涙の性質が変わってしまった状態です。涙の働きが不十分となり、ドライアイの症状をきたします。

ドライアイの原因

ドライアイの原因加齢、長時間のモニター作業、空気の乾燥、コンタクトレンズの装用(特にソフトタイプ)、タバコの煙、内服薬の副作用、点眼薬の副作用、ストレスなど、さまざまなものが原因になります。
また、結膜弛緩症やマイボーム腺梗塞などの目の病気、シェーグレン症候群などの全身の病気が、ドライアイの原因になることもあります。

ドライアイの症状

  • 目の乾き
  • 目の痛み、かゆみ
  • 目の疲れ
  • 目が重い
  • ゴロゴロとした異物感
  • ショボショボとした不快感
  • 光が眩しい
  • 目のかすみ
  • 視力低下
  • 涙が止まらない
  • 涙が出ない
  • 目やに

一般的によく知られた「目の乾き」以外にも、上記のようにさまざまな症状が見られます。

ドライアイの検査方法

視力検査などの基本的な検査に加え、涙の量・質を調べる検査を行います。
また、細隙灯顕微鏡を用いて、目の表面の傷の有無をチェックします。ドライアイの検査方法

ドライアイの治療法

新しいドライアイ治療(IPL治療)【にしむら眼科で対応 】

新しいドライアイ治療(IPL治療)マイボーム腺の機能不全に起因するドライアイに、高い効果が期待できる治療です。
「ルミナスM22 IPLシステム」という装置を使用し、コールライドという特殊なフラッシュの照射によって、マイボーム腺を刺激し機能の正常化を促します。

点眼液による治療

涙や眼の状態に応じて、以下のような点眼液を使い分けます。

  • 眼に水分を補給するもの
  • 眼の湿り気を維持するもの
  • 眼の潤滑を改善するもの
  • ドライアイでできた傷を治すもの
  • 炎症を抑えるもの

点眼液による治療

涙点プラグによる治療

点眼液で改善しないとき、IPL治療の適応でないときに有効なのが、涙点プラグによる治療です。
シリコン製、あるいは液体コラーゲンの涙点プラグを涙の排出口(涙点)に挿入し、涙の量を維持する方法です。

涙点プラグによる治療

ドライアイの対策は?

長時間のモニター作業、空気の乾燥、タバコの煙、ストレスなどの原因を、可能な限り避けることが第一です。その上で、以下のような工夫も有効です。

  • 加湿器を使用する、濡れたタオルを部屋に干す
  • エアコンの風が直接当たらないようにする
  • パソコン作業をするときにはコンタクトではなく眼鏡を使用する

別の疾患に対する内服薬や点眼液の副作用、結膜弛緩症やマイボーム腺梗塞などの目の病気、シェーグレン症候群などの全身の病気が原因になっていることもありますので、対策をとると同時に、眼科を受診するようにしてください。

結膜弛緩症

結膜弛緩症とは?

結膜弛緩症とは、もともと適度な緩みがある結膜が、必要以上に緩んでしまっている状態です。悪化すると、半透明の結膜が黒目の下側を覆うようになります。
涙がよく出る、異物感などの症状をきたします。
比較的、中高年に多い目の病気です。結膜弛緩症とは?

結膜弛緩症の原因

結膜弛緩症の原因はっきりとした原因はまだ分かっていません。しかし、年齢が上がるにつれて多く見られるようになります。
目の内側にある涙点への通り道が、緩んだ結膜に塞がれることで、涙が流れにくくなります。

結膜弛緩症の症状

結膜弛緩症の症状
  • 涙がよく出る、溢れる
  • ゴロゴロとした異物感
  • ショボショボという不快感
  • ドライアイ

涙が溜まる下瞼の縁が結膜に覆われるため、涙はよく出るものの溜まりにくく、ドライアイの症状が現れることがあります。

結膜弛緩症の治療法

点眼治療

点眼治療ドライアイ症状がある場合には、人工涙液やヒアルロン酸を点眼し、乾燥を抑えます。

手術

手術緩んだ結膜を切除し、縫合する手術です。眼球を触ることはありません。
手術は15分程度で終了します。溶ける糸を使用して縫合しますが、1~2週間が経過しても糸が残っている場合には、抜糸が必要になります。

手術費用

結膜弛緩症の手術には、健康保険が適用されます。費用の目安は、以下の通りです。
結膜の状態や使用する薬剤などによって、多少前後します。

1割負担の方 3割負担の方
結膜弛緩症の手術
(片目)
約2,700円 約8,100円
にしむら眼科WEB予約にしむらクリニックWEB予約