コラム

2024.08.02

白内障と緑内障の違い・併発について

白内障と緑内障は、両方とも眼の疾患であり、治療を遅らせると視力の低下や失明の原因となります。 しかし、それぞれの症状や治療法は異なります。 ここでは、白内障と緑内障の違いや併発について詳しく見ていきましょう。

 

白内障とは

白内障は、眼の水晶体が濁ってしまう状態を指します。 これにより、視界が曇り、ぼやけたりすることがあります。 主な原因は加齢によるもので、他にも外傷や糖尿病などが原因となることがあります。 白内障は手術によって治療されることが一般的です。

 

緑内障とは

緑内障は、眼の視神経がダメージを受けることによって引き起こされる眼の疾患です。 視神経のダメージは通常、眼圧の上昇によって引き起こされます。 緑内障は進行性であり、未治療の場合、最終的に失明に至る可能性があります。 早期発見と治療が重要です。

 

白内障と緑内障の違い

症状:白内障では視界が曇り、ぼやけることがありますが、緑内障では視野の狭窄が主な症状です。

治療法: 白内障は手術が一般的ですが、緑内障は眼圧を下げるための薬物療法や手術が行われます。

 

白内障と緑内障の併発

白内障と緑内障は併発することがあります。白内障手術中に眼圧が上昇し、緑内障が悪化することがあるためです。 そのため、白内障手術を受ける患者は事前に緑内障の検査を受けることが重要です。

 

まとめ

白内障と緑内障は、両方とも目の健康に深刻な影響を与える疾患です。 それぞれの症状や治療法を理解し、定期的な目の健康診断を受けることが重要です。 特に、両方の病気を同時に抱えるリスクがある場合は、早期発見と適切な治療が不可欠です。