コラム

2019.02.21

逆まつげ

◎逆まつげとは?

本来まつげは、まぶたの縁から眼球とは反対側へカールし、眼球にあたらないように生えていますが、『逆まつげ』はまつげが眼球の方へ向かっています。

そのため、まつげが眼球にあたってしまい、角膜を傷つけます。
ひどくなると角膜に炎症や潰瘍ができることもあります。

《症状》
・痛み ・ゴロゴロする ・異物感 ・涙が出る

◎逆まつげになる理由

逆まつげになる理由は大きく分けて2つあります。
まつげが眼球側に向かって生えるタイプ(睫毛乱生)
まぶたの縁が眼球側へ向いてしまうタイプ(眼瞼内反)

生まれつきの軽度の逆まつげは成長とともに自然に治る場合が多いため、子供のうちは外科的な治療は行いません。
成長するにつれても治らない場合や老人性のものは手術を行う場合があります。

自分で逆まつげを抜くと、角膜を傷つけたり、感染などの恐れもあるため、まずは眼科を受診しましょう。