コラム

2018.08.29

季節性アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、花粉(アレルゲン)が原因でおこる結膜炎です。

スギ、ブタクサ、ヒノキなどの花粉が目の粘膜にふれることで、アレルギー症状が現れます。

♦季節性アレルギー性結膜炎の症状♦

〇結膜充血

 

 

 

結膜の血管が拡張して、白目やまぶたの裏側が赤くなります。

〇結膜浮腫

 

 

 

結膜の血管から血しょう成分が漏れ出して、白目がブヨブヨになります。

♦季節性アレルギー性結膜炎の予防♦

•花粉が多く飛散しそうな日は、外出を控えめにする。
•外出時には、帽子・めがね・マスクを着用する。
•帰宅時や洗濯物を取り込む時には、花粉を払い落とす。

♦季節性アレルギー性結膜炎の治療♦

治療には、アレルギー用の点眼(抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬・ステロイド点眼薬など)が処方されます。
処方された点眼薬を医師の指示に従って点眼することが大切です

花粉が飛散する2週間くらい前から点眼薬を使用し予防しておくと、
症状が軽くすんだり、症状が出る期間が短くなったりして効果的です。

これからスギ、ブタクサなどイネ科の花粉が飛散する季節となります。
アレルギー症状がひどくなる前に一度受診してみてください