コラム

2026.02.03

視力検査のポイント

■ 視力検査の前日〜当日にできる準備

まず大切なのは体調とコンディションです。睡眠不足や疲れが強い日は、ピントを合わせる力が落ちやすく、結果が低めに出ることがあります。可能なら前日はしっかり睡眠を取り、検査直前はスマホやパソコンを長時間見続けないようにしましょう。目が乾くと見え方がぼやけるため、ドライアイ気味の方は点眼薬(普段使っているもの)を使ってから検査に臨むのも一つの方法です。

コンタクトレンズを使っている方は、裸眼の状態で測ることもあります。ケースや予備のコンタクト、眼鏡を持参すると安心です。

■ 検査中に意識したい見え方の伝え方

視力検査は、「はっきり見えたものだけを答える検査」ではありません。ランドルト環(Cの形の輪)は、「少し切れて見える」「なんとなく方向が分かる」程度でも、感じたまま答えていただくことが大切です。完璧に見えなくても構いませんので、思った方向を遠慮せず伝えてください。

一方で、自信がない場合や迷ったときは、「ぼんやりしています」「自信はありませんが○○に見えます」といった形で、見え方の状態を添えて答えるのがおすすめです。その情報が、視力や度数を正しく判断する大切な材料になります。

また、片目ずつ行う検査では、反対側の目を強く閉じる必要はありません。ぎゅっと閉じると目や顔に力が入り、見え方に影響することがあります。リラックスした状態で見えたままを答えましょう。
もし途中で見えにくさや疲れを感じた場合も、「少しにじみます」「目が疲れてきました」と、その場で伝えてください。

■ 姿勢と目の使い方で結果が変わる

意外と多いのが、姿勢で視力が変わるケースです。あごが上がったり下がったりすると、レンズの中心からずれて見え方が変わります。椅子に深く座り、顔をまっすぐ正面に向けて、リラックスして受けましょう。眼鏡で測る場合は、眼鏡がずり落ちていないかも要チェックです。

見にくいとき、目を細めると一時的に見えやすくなりますが、普段の見え方とかけ離れてしまいます。「無意識に細めてしまう」方は多いので、検査員から言われたら、軽くまぶたの力を抜いて見てみてください。

■ こんなときは検査の前に伝えてください

次のような場合は、検査結果の解釈や追加検査が必要になることがあります。最初に伝えておくとスムーズです。

  • ・最近、目が乾く・かすむ・夕方に見えにくい
  • ・頭痛や肩こりが強い、眼精疲労がつらい
  • ・片目だけ見え方が違う、ゆがむ
  • ・まぶしさ、夜間運転が見えにくい
  • ・白内障や緑内障、糖尿病などの治療中(または指摘されたことがある)

 

■ まとめ:正確な視力は正直な回答リラックスから

視力検査を上手に受けるコツは、特別なテクニックよりも「目を疲れさせない準備」と「感じたまま答えること」、そして「姿勢を整えてリラックスすること」です。気になる症状がある方は、視力だけで判断せず、眼科での相談もあわせて行いましょう。